寿命・・・
先日、会社のパートの方が亡くなられた…
ガンだったらしい…
先月末日で定年退職でお辞めになられた直後のことです。
再発だったらしい…
工場で働いておられる方で、話す機会はほとんどなかったのですが、顔見知りだったので、聞いた時は、ショックでした。
まだ、これからなのに…
親しくなくても、知った人が亡くなるとショックですよね(T_T)
アリーナ・ツアーで『象の背中-旅立つ日-』を観るたびに
なぜか母親を思い出すのではなく、元上司のことを思い出した。
内容が父親中心に描かれていて、リンクするところもあったから…
彼が亡くなる直前の夜中に
家族、友人等々、色んな人に電話をしまくっていた… と聞いたから よけいに…
本人は無意識だったんだろうけど、最後の力を振り絞って、お別れの挨拶をしようと思ったんだと思う。
私は、携帯の電池切れで取ることが出来ませんでした。
(私宛にかけてきたかどうかはわかりませんが…)
家族の方もほとんど取ることが出来なかったそうです。
唯一、電話を取ったのが私の友達でした。
電話をかけるのが精一杯で声を出すことが出来なかったみたい…
それから容態が急変して、亡くなられました。
最後に伝えたいことがいっぱいあったんだろうな~って思いました。
韓国ドラマ『고맙습니다-ありがとうございます-』をご覧になられた方は、
認知症のハラボジ(ミスター・リー)が亡くなる前に知り合いに好物のチョコパイを配りに行くシーン…
最後のお別れだったんですよね。
このシーンは、涙無しではいられませんでした。
うちの父親は、私以上に忙しい日々を送っています。
今すぐ、父親が死ぬっていう実感はあまりないですよね。
元気すぎるから…
たまに風邪ひいたり、持病があるから通院したりしているんですけど。
ゴルフに行ったり、友達と食事に行ったり、めだかや植物を育てたり・・・
楽しそうです。
それから、ボランティア・・・
病院までの送迎や施設までの送迎をほとんど毎日やっています。
自分も年寄りなのにね・・・
近所のおばさま方からも頼りにされているようで、
「お父さん~」っておばちゃんがやってくる時があります。
こんな父親をとても尊敬しています。
同じ血が流れているけど、私には出来ないことですから・・・
今は、元気な父だけど、
いつ何時どうなるかわからない・・・
果たして、私には介護が出来るだろうか・・・
病気で入院している場合は、ほとんどが看護師さんがやってくれるので、いいんだけども・・・
自宅での介護は、自信がない・・・
異性と同姓とは違う。
父親もきっと娘にはして欲しくないと思う。
父親は看護師をしている妹に頼むかもしれない・・・
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コメント
私は父が癌と聞いたとき
心の底から父を愛してると言えない自分を恥じました
それが去年の春
その時すでに、覚悟はしました
今は、元気な父を見て、心から愛してると言えそうです。
人生は、脆く儚いものではなく
幸せを求めるための、通過点に過ぎないんだと最近思います。
私の好きなインドの諺を書きますね。
汝が生まれたとき
汝は泣き
汝の周囲の人々は喜び
汝がこの世を去るときには
汝の周囲の人々が泣き
汝のみ微笑むようにすべし
投稿: maro | 2007.12.08 01:23
mallowさん
こんばんは。
生まれてきてそれぞれ時間は違いますが必ず最期が訪れます。
わかってはいるけど、最期のお別れはとってもつらいものです。
私は個人的に、”生まれてきてよかった””最期は安らかに”という気持ちで最期の時間を看取る(関わる)ようにしています。
その気持ちは、本人様とご家族にしかわからないとは思いますが、少しでも本人様やご家族が悔やまれることがないような関わりを大事にしています。
難しいんですけどね・・・。
mallowさん
きっとお父様は、お父様にとって同じかわいい娘様なのでmalloさんと妹さん、同じぐらいに頼りにされていると思いますよ。
やっぱり、ご家族の力に叶うものはありません。
突然やってくる、看病や介護は独りでは大変なようです。
(自分も家族も大事なので・・・。)
社会資源など利用できるものを利用しながら関わっていくという方法もあります。
ついつい自分の考えや感想などをコメントしてしまいました。
(文中、失礼なことがあったら申し訳ありません。)
投稿: わたゆき | 2007.12.08 21:36
maroさま
あんにょん^^
素敵なことわざをありがとう。
でも良かった・・・
お父さんのことを心から愛していると言えるようになって・・・
私、とても嬉しいです^^
投稿: mallow | 2007.12.10 21:45
わたゆきさま
あんにょん^^
温かい言葉ありがとうね。
わたゆきさんは、仕事柄、死と向き合う機会が多いと思うんです。
私も最期にお会いする時は「幸せな人生だったね」って言うようにしています。
病気で苦しんだかもしれないけど、元気な姿の楽しそうな時を知っているとそう思うからです。
いつか看病や介護をする時期がきたら、
一人で頑張らずに周りの人の力を借りてやっていきたいと思います。
ありがとう。
投稿: mallow | 2007.12.10 21:56